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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 中古マンションのおとり物件や広告を見抜く方法とは?

2020-02-24

最終更新日:2020-02-24

中古マンションのおとり物件や広告を見抜く方法とは?


  • おとり広告・おとり物件とは?
  • なぜおとりが必要?
  • おとりにひっかかるとどうなるの?

この記事では、上記のようなおとり広告やおとり物件に関する疑問にお答えしていきます!

中古マンションを探していて、好条件の物件や広告を発見! すぐに不動産業者に問い合わせたのに「たったいま決まってしまいました!」といわれてしまったことがあるのではないでしょうか?

このような場合は、おとり物件に騙された可能性があります。この記事では、おとり物件とは何なのか? 騙されたらどうなるのか? 見抜く方法はあるのか? といったことを徹底解説していきます!

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中古マンションのおとり物件とは?

中古マンションのおとり物件に関するポイントをまとめると以下の通りです。

  • おとり広告とは集客のための釣り広告のこと
  • おとり広告を出すと契約率があがる
  • おとり広告にひっかかると時間やお金を損する!

おとり物件とは、集客をするための広告用の物件のことです。実際には、売る意思がありませんから、ひっかかると時間の無駄になってしまいます。

おとり物件には騙されないようにしたいものですが、おとり物件を出している不動産業者は多くあるのが現状です。騙されないためのポイントをしっかりとおさえておきましょう!

おとり広告とは集客のための釣り広告のこと

おとり広告とは、集客のための架空の広告のことです。不動産業者は少しでも多くの人に来店をしてもらったり問い合わせをしてもらいたいと考えています。

そこで、実際には売る予定のない好条件の物件の広告を出しておき、問い合わせてきたお客さんを騙して来客をさせようとするのです。

おとり広告に出される架空の物件のことを、おとり物件と呼びます。

おとり広告には以下の3つのようなパターンが存在します。

  • 本当は存在しない架空の物件であるパターン
  • 物件は存在するが売り出していないパターン
  • 成約済みの好条件の中古マンションであるパターン

おとり広告は、宅建業法32条及び不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)21条に違反する行為です。しかしながら、おとり広告やおとり物件であるということは証明がしにくいという問題があります。

そのため、法律違反でありながら、なかなか根絶することができず、おとり広告の詐欺に遭う人を減らすことができないのです。

おとり広告を出すと契約率があがる

法律違反でありながら、おとり広告を出す不動産業者が減らないのは、おとり広告を出すと集客率や契約率があがるというメリットがあるからです。

不動産業者としては、まずはお客さんから問い合わせをしてもらわなくては、物件を売ることができません。

多くのお客さんから問い合わせをしてもらうには、かなりの営業努力が必要になってきます。

しかし、お客さんの目を引くことができるおとり広告を出しておけば、簡単に集客をすることができます。おとり広告の物件を目当てにやってきたお客さんに「実は、もう決まってしまって……。ですが類似の物件をご紹介できますよ!」などと言って、実在する物件を紹介して、契約を促すことができるからです。

おとり広告にひっかかると時間やお金を損する!

おとり広告の物件は実際には存在しなかったり売り出されていなかったりする場合がほとんどです。

もしも、おとり広告にひっかかると、不動産業者にうまく乗せられて予算よりも高い物件を購入することになる可能性もあります!

仮に、不動産業者に乗せられなかったとしても「もしかしたら同じくらい好条件の物件があるかもしれない」といったように、おとり広告が判断基準になってしまって、なかなか物件を決められなくなってしまうこともあるのです。

お金や時間をかなり無駄にしてしまう可能性があるのが、おとり広告なのです!

中古マンションのおとり広告を見抜く方法


おとり広告にひっかかると、時間を無駄にしてしまいます。

騙されないためのポイントとしては、相場より安いときは注意するということが大切です。

おとり広告は基本的に一つの情報サイトにしか掲載されていません。ですから、もしも、相場よりも安いならば、他の不動産情報サイトなどで検索してみて、情報が出るかを確認してみましょう。

また、もしも気になるならば実際に問い合わせて現地待ち合わせで内見がしたいという意思表示をしてみましょう。仮に、おとり広告ならば見せられる物件が存在しません。

そのため、「ひとまず来店してください」や「売主さんの都合が悪くて……」といったように見せることをためらうような反応がかえってきます。

現地待ち合わせで渋るようなそぶりをされたらおとり広告でまずは間違いありません!

もしも騙されてしまったら?

もしも、おとり広告に騙されてしまったら、まずはさっさと切り替えて次を探すのが大切です。

もやもやする気持ちを抱えてしまうのはわかりますが、物件探しは時間との戦いです。良い出会いをするために過去のことは切り捨てていく必要があります。

ただし、かなり悪質な場合は、他の被害者を減らすために通報してしまうのもおすすめです。
物件情報サイトには「通報」といった名前で運営会社に連絡が取れる項目があります。この通報項目を利用して運営会社に「おとり広告を出していました」と報告しましょう。

そうすれば、すべての物件の掲載半年停止といったペナルティが下されます。

おわりに おとりに注意して住まいを探そう!

おとり広告は、「少しでも安く買いたい」という願望に付け入る悪質な手口です。騙されると時間やお金が無駄になります。

相場よりもかなり安かったり、物件をなかなか見せてくれなかったりするならばおとりの可能性が高いです。

安い物件を見つけてもすぐには飛び付かず、冷静に判断するようにしましょう!


最終更新日:2020-02-24

 

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