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- 居住中の中古マンションの内覧は可能なの?
- メリットやデメリットはあるの?
中古マンションは購入する前にしっかりと内覧をする必要があります。しかし、中古マンションの中には、まだ売主が生活している「居住中物件」が存在します。
この記事では、居住中の中古マンションの内覧に関する疑問やメリットやデメリットを解説していきます!
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居住中の中古マンションの内覧は可能
居住中マンションの内覧に関するポイントをまとめると以下のようになります。
- 居住中の中古マンションも内覧できる!
- 実際に住んだときのイメージがわきやすいメリットがある
- リラックスして内覧できないデメリットもある
居住中の中古マンションでも、通常通りに内覧することが可能です。しかし、居住中だからこそ気をつけたいことやデメリットもあります。ポイントを確認していきましょう。
居住中の中古マンションも内覧できる!
居住中の中古マンションも内覧できます!
居住中の中古マンションでは、売主の方がまだ生活をしています。そのため、家具や家電が配置されたままです。さらに、内覧の時には売主の方が室内にいる場合が多いといえます。
現在誰も住んでいない「空室」物件や新築の物件とは、状況が異なりますが、きちんと内覧をさせてもらえます。
写真を撮ったり、寸法を測ったりして、きちんと状況を確認できるのです。
実際に住んだときのイメージがわきやすいメリットがある
何も置かれていないお部屋は、実際よりも広く見えてしまいがち。しかし、居住中ならば、生活感がわかり、住んだ時のイメージがわきやすくなります!
また、売主さんは、その部屋に長年住んできた方ですから、周辺の治安や近所の方に関する情報をしっかりともっています! 内覧のついでに、「気を付けたい住人はいるか?」「便利な施設はあるか?」といったことを教えてもらうことも可能です。
加えて、売主さんと意気投合することができれば、「ぜひあなたに買ってもらいたい!」と言ってもらえて、割引をしてもらえる可能性もあるのです!
リラックスして内覧できないデメリットもある
居住中の中古マンションは、実際の生活をイメージしやすいメリットがあります。一方で、リラックスして内覧できないデメリットもあるのです。
「どんどん見てくださいね!」といわれても、初対面の売主さんが家にいると、どうしても気をつかってしまうことでしょう。緊張して、見たいところも見られないこともあるはずです。
気持ちよくマイペースに内覧できない可能性もあるのが難点といえるでしょう。
なんとなく見づらい箇所もしっかりチェック! 内覧のチェックポイント
居住中の中古マンションは、売主さんに気を使ってしまいがちです。しかし、売主側は、「一刻も早く売ってしまいたい!」「疑問などを解消して、ぜひ買ってほしい」と思っています。ですから、変に遠慮をしすぎず、見づらい箇所もシビアにチェックして、購入を決めましょう!
具体的には以下のような部分をチェックしましょう!
- 風通しやベランダからのながめ
- 部屋の形や天井の高さ
- 収納スペースの奥行や収納量
- 壁紙などの劣化状況
- 床や柱のゆがみはないか
- 押し入れなどにカビははえていないか
- シンクといった水回りは劣化していないか
- 家具で隠れている部分に汚れはないか
収納スペースや押し入れなどは、居住者さんの前では開けにくいかもしれません。しかし、契約後のトラブルを避けるためにも、押し入れの奥行やどれくらいの量が入るかを確認しておきましょう!
また、不動産は大きな買い物ですから、複数回内覧はしておくべきでしょう。「売主さんが生活しているのに何回も見るのは申し訳ない」と考えずに、見学する時間帯を変えて、納得できるまで見せてもらうようにしましょう!
内覧時の注意点
居住中の内覧は、相手に遠慮をしてしまって、きちんとチェックできない可能性もありますから注意が必要です。もしも、遠慮をしてしまいそうであれば、担当者さんに「押入れの中を見たいことなどを私の代わりに伝えてもらえますか?」「写真撮影など手伝ってもらえますか?」とお願いしておきましょう。
ただし、遠慮は禁物といっても、最低限の心遣いは必要といえます。売主の方の住まいにお邪魔するという意識を忘れないようにしましょう。
「きたない!」「ありえない!」などといったマイナスの発言は控えるようにしましょう。収納スペースを開けたり、写真撮影をしたりするならば「よろしいですか?」と声をかけるのも大切です。
「お邪魔します」「ありがとうございます」といった挨拶も忘れないように注意しましょう!
おわりに 遠慮しすぎずに居住中の中古マンションの内覧をしよう!
居住中となっている中古マンションも内覧可能です! 遠慮をしすぎずに、収納スペースや壁の汚れなどをシビアにチェックしていきましょう。
もしも、緊張しそうならば、内覧に付き添ってくれる担当者さんに相談して、汚れ役を引き受けてもらうのもおすすめです!
ただし、遠慮は不要といっても、最低限のマナーは必要! 挨拶などをきちんとして、売主側の心証を良くしておきましょう! 相手に良い印象を残せれば、契約時に値引きをしてもらえる可能性もありますよ!
最終更新日:2020-02-11