おすすめPickUP!
- そもそも火災保険とは?
- 料金はいくらぐらい必要?
- マンションでも加入すべき?
この記事では上記のような疑問にお答えしていきます!
マンションの中には耐火構造のものもあるため、火災保険は不要と考えている方も多いでしょう。しかし、火災保険には多くのメリットがあるのです。詳しく確認していきましょう!
マンションの火災保険加入は、万が一のときの備え
マンションの火災保険に関するポイントをまとめると以下のようになります。
- 火災保険の補償は幅広い
- マンションでも火災保険には入った方が良い!
- 料金はマンションの状況に左右される
高いと思われがちな火災保険ですが、賢く選択すれば、節約もできてしまいます。詳しく解説していきますね。
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火災保険の補償は幅広い
火災保険は火災と名前に入っていますが、実は補償の範囲は火災だけではないのです。以下のような損害も補償してくれます!
- 自然災害による損害(落雷、風災、水災など)
- 盗難、水道管故障、ガス菅の爆発
- 損害賠償
火災だけでなく、水災といったこともしっかりと補償してくれるのです。
確かに、マンションの中には耐火構造で火事に強い物件もあるでしょう。しかし、水災や水道管、さらには盗難にまで強いマンションはなかなかないはずです。
広い範囲を補償してくれる火災保険はマンションにも必要といえます。
マンションでも火災保険には入った方が良い!
「火事には十分に気を付けているし、他の天災も起きにくいから火災保険は不要」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、どんなケースでも火災保険は入っていた方が安全です。
日本には「失火責任法」という法律があり、この法律により、火災の原因が故意や重大な過失であった場合を除いて賠償責任は負わなくて良いとされているのです。
この法律があるので、隣家からのもらい火によって大きな被害を受けても、隣家に過失がなければ、すべて自己負担で生活を再建していかなくてはなりません。
火元の家から賠償を請求するのは難しいのです!
マンションは隣近所からのもらい火被害を受けやすいです。失火責任法という法律もありますから、火災保険には入っておいた方が無難といえるでしょう!
料金はマンションの状況に左右される
火災保険は、マンションの築年数や所在地によって相場が大きく異なってきます。
マンションが建てられている地域が自然災害の起きにくい場所ならば保険料は安くなりますし、新築のマンションも中古に比べて安くなります。
災害が起きやすいとされている東京都内のマンションの火災保険料の相場を示すと、東京で新築のマンションに1,000万円の保険をかけた場合の年間の保険料は、3,000円~6,000円程度です。
同じく東京にある築25年のマンションに1,000万円の保険をかけた場合は、年間で3,500円~7,000円程度が相場になります。
火災保険料は保険サイトなどでシミュレーション可能ですから、自身のマンションの所在地や築年数を入力して試算してみましょう。
マンションの火災保険でどこまでカバーできる?
火災保険がカバーする範囲は幅広いことを確認しました。マンションでおきがちなトラブルのうち火災保険でカバーできることを具体的にあげると以下のようになります。
- 貰い火や放火などの火災
- 自動車が突っ込むなどの事故
- ガス爆発による被害
- 水漏れの補償
- 加害者になったときの個人賠償責任保険料
マンションに住んでいると上層で水漏れがあって、部屋が水浸しになってしまうこともあるでしょう。このような水漏れトラブルによって壊れた家財などの補償を受けられます。
また、マンションに住んでいると自分の部屋が水漏れして近隣に迷惑をかけることもあるでしょう。ベランダから物が落ちて、通行人に危害を与えることもあるはずです。このような場合は、賠償金を支払わなくてはなりませんが、これらの費用も火災保険は補償してくれます。
節約できる! マンションの火災保険の賢い選び方
火災保険料は場所によっては高くなってしまいがちです。しかし、以下のような点に注意をして賢く選択すれば節約もできます。
- 必要のない補償を外す
- 保険期間は長期にする
- 複数社から見積もりを取る
節約のポイントはプランをじっくり吟味することです。たとえば、火災保険には水災が起きたときの補償が含まれていることが多いですが、川から離れた地域ならば水災に対する補償は不要といえます。
また、保険期間は1年~10年で選べることが多いです。1年ごとに更新するより、期間を10年にした方が最終的な保険料は安くなります。
加えて、不動産業者から勧められた保険にそのまま加入するのではなく、複数社から見積もりを取り、安いものを選択するのも大切です!
マンションでも賢く選んで火災保険に入ろう!
火災保険は火災だけでなく水災などの災害や賠償金の補償をしてくれます。また、火事はいくら注意をしていてももらい火などの被害を受けてしまうもの。
いざというときの備えとして火災保険には加入しておきましょう!
ただし、火災保険は値段が高くなりがち。自身に不要なプランは外すなどして賢く選択するようにしましょう!
最終更新日:2019-12-25