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投資にはリスクがつきものです。見返りとして大きな利益を上げられる可能性ももちろんありますが、大きな失敗をすれば借金を背負ってしまうこともあります。投資の中でも不動産投資はミドルリターン・ミドルリスクであるとされており、油断すれば取り返しのつかないミスをしてしまうかもしれません。
しかし、十分な知識を蓄えたうえで、じっくり下調べをしてから物件を購入すれば、このような失敗をすることはほとんどありません。この記事では、投資マンションで失敗しないために必ず知っておきたいことについて解説していきます。
投資マンションには失敗がつきもの?
投資にはどうしてもギャンブルというイメージがつきまといます。確かに、知識もなくやみくもに投資するのはギャンブルと変わりありません。損をしてしまう可能性も非常に高いでしょう。
ただ、投資する本人がしっかり勉強し、身にあった投資をすれば、人生が破滅してしまうような失敗はまずありえません。また、投資を熟知している人から適切なアドバイスをもらえれば、成功確率はグンとアップするはずです。
失敗談から学べることはたくさんあります。不動産投資で失敗してしまった人から学べるポイントを以下で見ていきましょう。
失敗しないために必ず知っておきたい4つのこと
投資に対する知識をつける
本来、投資には十分な専門知識が必要になります。といっても、投資に参加している人たちが全員、高度な知識を持っているわけではありません。不動産投資なら不動産会社がサポートを受けることにより、足りない知識や経験を補完してくれるでしょう。
それでも最低限の知識は必要ですし、また、失敗したときの責任を不動産会社がとってくれるわけではありません。投資に使うお金は自分で稼いだ大切なお金ですから、しっかり責任を持って運用できるよう、投資に対してある程度の知識はつけておきましょう。
投資は計画性が重要
なんでもそうですが、ものごとにチャレンジする場合は計画を立てることが大切です。物件を購入した後、毎月の収支はどのように変化するか、もし一時的に空室ができてしまってもローンを無理なく支払っていけるかなど、さまざま場合を想定して綿密な計画を立てておきましょう。
信頼できる営業マンを見抜く
多少不動産投資について勉強しても、付け焼き刃の知識では投資を成功させるのは難しいです。そのため、信頼できる不動産会社にサポートしてもらい、共同体制で投資、さらには運営を行っていくことになるでしょう。
しかし、残念ながら知識のない素人を騙してやろうという、悪質な業者は一定数存在します。そんな業者にひっかからないよう、本当に信頼できる人物、会社かを見極めることが大切です。
税金対策は大丈夫?
家賃収入が入るようになると、世帯の所得は増加します。すると、それに伴って所得税や住民税などの税金も増加します。他にも固定資産税の支払いが追加されるでしょう。
ローンの支払いである程度の控除を受けることはできますが、税金の支払いが増えるのはほぼ間違いありません。税金が増額しても問題なく家計は回せるかをあらかじめ計算しておきましょう。
実際にあった失敗例
よくある失敗例として、営業マンのうまい話にのってついつい物件を購入してしまった、というものがあります。
これは最悪のパターンで、計画性はおそらく皆無でしょうし、本人に不動産、投資に関する知識もほとんどないでしょう。また、うまい話には裏がある、といわれるように、購入後にさまざまな不備や欠陥が見つかるケースも多いです。
結局、赤字経営になってしまい、売却しても購入時の半分程度の価格でしか売れず、ローンの支払いだけが残ってしまった、というのが不動産投資失敗の典型例です。
しっかり準備してから投資をすれば、ここまで大きな失敗をすることはほぼありません。後悔のない投資ができるよう、決して購入を焦らないようにしましょうね。
おわりに
多くの失敗例には共通のパターンがあります。逆に考えれば、このパターンを回避できればそうそう大きな失敗は犯すことはありません。
大切なのは、ただ失敗談を見て共感するのではなく、なぜ失敗したかを分析することです。これを繰り返していくうちに、投資を成功させるための姿勢や考え方が磨かれていくでしょう。
最終更新日:2017-03-03