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若い人に特に人気のある東京。通勤や生活の利便性を考えたときに圧倒的に有利なのが東京に住む大きなメリットと言えるでしょう。また、中古マンションの数もとても多く、求めている条件に合う物件を探すことも比較的簡単かもしれません。
仕事の求人なども東京が一番多いので、東京に住むこと自体に大きなメリットがあると言えます。
ただ、東京で中古マンションを選ぶ際にはメリットばかりでなくデメリットにも注目する必要があります。この記事では東京の中古マンションの特徴やメリットなどを解説します。また、東京と一言に言ってもエリアによって価格や住みやすさに大きな違いがあります。どのエリアが特に人気なのかについても紹介していきますね。
東京の中古マンションの特徴
都心6区がやはり取引件数が多く、人気エリアであると言えますが、最近の取引件数は減少傾向になりつつあります。次に多いのが城東、続いて城南となっています。それぞれの対象区は以下です。
都心6区:千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区
城東:台東区、墨田区、江東区、足立区、葛飾区、江戸川区
城南:品川区、目黒区、大田区、世田谷区
平方mあたりの価格は都心6区が最も高く、ファミリータイプ向けの中古マンションでは城東と城南にも価格に大きな差があります。平方mあたりの単価は一般的に城南のほうが高い傾向があり、さらに面積も城南のほうが大きいマンションが多いため、平均取引価格には2000万円近い差が出ています。
ただ、ワンルームタイプはエリアごとの取引額や面積にそれほど大きな差がなく、都心6区も含めて横並びになっているのが大きな特徴です。ただ、横並びと言っても東京以外と比べるとかなり高額になるので注意してくださいね。
東京の中古マンションの人気エリア
取引件数だけで見ると都心6区が一番人気です。中心街へのアクセスの良さなどが理由の一つとして考えられます。
次に人気なのが城東エリアになります。価格的にも手ごろな物件が多いのがその理由でしょう。そして3番目は城南エリアです。ファミリータイプの取引価格は都心6区に次いで高額ですが、面積の広さなどが評価されていると考えられます。
逆に一番不人気なのが城北(北区、荒川区、板橋区)なのですが、その分取引価格は控えめなので、掘り出し物を探すならこのエリアで検討してみるのも良いでしょう。
東京の中古マンションのメリット
東京の中古マンションの最大メリットはやはり立地でしょう。最近は国をあげて地方活性化を推進していますが、実際はまだまだ東京一点集中で、仕事の求人などもダントツで東京が多いです。職場が東京にある場合、郊外から通勤するとなると片道1時間程度かかってしまうことも珍しくありません。
また、主な通勤手段である電車も人混みがすごく、会社への行き帰りだけで疲弊してしまいます。東京内に住むことによってこれらの苦労が大きく軽減するのは嬉しいですね。
さらに、東京はさまざまな設備や施設が充実しているのも大きなメリットと言えます。インフラから娯楽までまんべんなく整っているため、生活の利便性で苦労することはほぼないでしょう。
東京の中古マンションのデメリット
逆にデメリットとしてはマンション価格の高さがあげられます。他の地域に比べて土地代も高く、需要の高さから多少高額な物件でも人気が出やすいので、取引価格が高騰しやすい傾向にあります。
中古マンションでも十分な広さの部屋を確保しようとすると、同じ条件のマンションを地方で購入するより1000万円以上高額になることもあるでしょう。他にも、周辺環境の変化がめまぐるしいということも人によってはデメリットになるかもしれません。
おわりに
東京で中古マンションを購入するのは憧れる部分もありますが、必ずしもメリットだけではないことは知っておきましょう。それでも東京は日本の中で一番人気のエリアであると言えますし、実際便利な面もたくさんあります。
中古マンション購入において何を重視するのかをよく検討、吟味することがマンション選びの成功のコツです。
最終更新日:2016-12-28