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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 省エネ住宅で人気の4製品(エコキュート、エコジョーズ、エネファーム、エコウィル)はどれがいい?特徴を比較

2016-11-28

最終更新日:2016-11-28

省エネ住宅で人気の4製品(エコキュート、エコジョーズ、エネファーム、エコウィル)はどれがいい?特徴を比較

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最近、省エネ住宅が注目を浴びていますね。テレビなどで取り上げられる機会も多く、国から省エネ住宅であると認められれば補助金を受給できるようになりました。

そして、一般家庭で省エネ住宅のための設備としてよく取り入れられているのが、エコキュートをはじめとしたエコ〇〇の3製品とエネファームです。これらはガスや電気を有効利用し、より少ない消費量で大きなエネルギーを生み出せるとして注目を集めています。

しかし、名前こそよく知られているものの、その仕組みなどについて知っている人は少ないのではないでしょうか?そこでこの記事では、これら4製品について解説し、それぞれのメリットなどをご紹介していきます。

省エネ住宅とは?

ではまず、省エネ住宅とは具体的にどんな住宅のことを指すのせしょうか?簡単に説明すると、毎日の生活に使用される給湯や家電エネルギーのための消費エネルギーが、より少なくなるように設計された住宅のことです。

消費エネルギーが少ないということは、排気ガスなどの排出量も抑えられ、地球温暖化の防止につながります。また、月々のガスや電気の使用量も減るので、お財布にも優しいです。また、省エネ住宅には国から補助金が出るなど、現在国をあげて推進している事業となっています。

省エネ住宅で取り入れられている人気の4製品

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ここからは「エコキュート」、「エコジョーズ」、「エネファーム」、「エコウィル」について解説していきます。それぞれ特徴やメリットが異なるので、導入を考えている人は希望に合致した製品を検討するとよいでしょう。

エコキュート

エコキュートとは、「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯器」のことです。残りの3製品は全てガスを利用しますが、エコキュートは電力を利用します。より効率よく電力を利用して、少ないエネルギーで給湯が可能になると考えればよいでしょう。

エコキュートの多くの製品には学習機能が付いており、それぞれの家庭に合わせた最適な給湯量を自動的に設定してくれます。この機能のおかげでより無駄なく電力エネルギーを活用できるのです。設置費用も4製品の中では安いほうで10万円から30万円程度のものが多く、比較的お手軽に導入することができるでしょう。

エコジョーズ

エコジョーズは簡単にいうと高性能なガス給湯器です。少ないガス量で効率よくお湯を沸かすことができるので、ガス代の節約につながります。エコジョーズ自体も10万円から20万円程度で導入可能です。

また、エコジョーズは排気熱を利用してお湯を沸かしています。従来のガス給湯器では、お湯を沸かす際に発生する排気ガスはそのまま外に排出されていました。しかし、エコジョーズではこの排気ガスに含まれる熱エネルギーを再利用し、給湯に役立てています。

これによって排気ガスも大幅に減少することもあり、よりクリーンな給湯器として注目されています。

エネファーム

エネファームは「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」の愛称です。前述した2つは給湯機能しか有していませんでしたが、エネファームはそれに加えて発電もおこなうことができるため、ガス代と電気代両方の節約につながります。

また、エネファームは停電時でも稼働できる製品が販売されており、緊急時でも給湯が可能です。さらに、この4製品の中では最もエネルギー効率がいい点も大きな魅力です。

しかし、他の3製品に比べて比較的製品価格が高く、200万円を超えることが多いです。そのため、導入費用が高くなってしまうことがエネファームの大きなデメリットだといえるでしょう。

エコウィル

エコウィルもコージェネレーションシステムを有しており、エネファームと同様に給湯と発電を同時におこなえます。

ただ、エネルギー効率を比べるとエネファームの圧勝です。その分、製品価格はエネファームと比較すると抑えめで100万円前後のものが多いですね。そのため、導入のしやすさで考えればこちらに軍配があがります。

おわりに

現在、省エネ住宅の数はどんどん増えており、これからもますます増えていくでしょう。毎月のガス代や電気代を節約でき、環境にも優しいということでまさに一石二鳥です。

また、省エネ住宅の条件を満たせば、国からの補助金も受け取れますし、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。


最終更新日:2016-11-28

 

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