おすすめPickUP!
中古マンションの購入と同時に、部屋をリフォームしたいと考えている人は多いのではないでしょうか。自分好みの空間にするため、また、より快適に暮らすための手段として、部屋のリフォームはとても有効な方法といえます。
しかし、気をつけなければいけないのがリフォーム会社の選び方です。他の業種でもそうですが、リフォーム会社にも良い業者、悪い業者が存在します。中には、悪徳業者といわれるような業者も稀にあります。
そのため、悪徳業者に依頼してしまわないように、信頼できる会社をしっかり見極めてリフォームを依頼しなければなりません。以下のチェックポイントを参考にして、納得のいく業者を選びましょう。
良心的なリフォーム会社を選ぶための5個のチェックポイント
相見積もりをとる
相見積もりとは、一つの業者にだけ見積もりをお願いするのではなく、複数の業者に見積もりを出してもらうことをいいます。良い業者を選ぶためには、業者間の比較が必須です。そして、一番簡単な比較内容として、まず見積もりを比べてみるのが有効です。
ここで注意したいのが、安いから悪い、高いから良いとは一概にはいえないということです。費用が安くてもしっかりした仕事をしてくれる業者もありますし、その逆もあります。費用は確かに重要な判断要素ですが、それだけで業者を決定しないようにしましょう。
また、見積もり内訳のチェックも大切です。丁寧な業者は、人件費、材料費など各項目で細かく見積もりを提示してくれます。総費用だけを提示し、細かい内容を教えてくれない業者には気をつけたほうがいいでしょう。
工事実績を確認する
実は、依頼した業者がそのまま工事をするとは限りません。建築業界は下請け、孫請け制度がメジャーで、大手企業などは特にその傾向があります。そのため、実際の工事にあたる業者は、依頼した会社とは別の業者であることがとても多いのです。
それでも、依頼したい分野の工事実績が豊富なことは大きな判断要素になります。何度も同じ分野のリフォームを受注していると、業者内にもノウハウが貯まっていきます。また、そのような業者は経験豊富な信頼できる下請け業者を抱えていることが多いためです。
工事のスケジュール調整などもスムーズに進みますし、工事の質も一定以上のものが期待できます。
希望するリフォームを得意としているか
これは上記と少し内容が近いのですが、業者にもリフォーム内容の得意、不得意があります。トイレのリフォームが得意です!と宣伝している業者に、キッチンの工事を依頼しても期待以上のものは得られないかもしれません。やはり業者が得意としている分野でお願いしたほうが、質も良くなりますし費用面でも安上がりでしょう。
親身になって相談に乗ってくれるか
一般の人は建築の専門的なことはほとんど分かりません。ですから、工事にあたって相談したいこと、聞きたいことがたくさんあるでしょう。
その際に、親身になって相談に乗ってくれる業者は、比較的良心的な業者であることが多いです。十分に打ち合わせをしておけば、こちらの要望も相手に正確に伝えることができ、希望通りのリフォームを行うことができる可能性が高まります。逆に、ずさんな対応を行う業者には要注意です。
アフターサービスや保証が充実しているか
リフォームに対する保証は、多くの業者で以下の3パターンに分かれます。
- 保証やアフターサービスがない
- その業者独自の保証やアフターサービスがある
- リフォーム瑕疵(かし)保険に加入している
下になるほど手厚い保証と認識してください。特に、リフォーム瑕疵保険は国が指定する保険法人が提供しているサービスのため信頼度が段違いです。また、リフォーム工事終了後にこの法人の検査員がチェックを行うため、工事の質もしっかり保証されます。
独自の保証を展開している業者に依頼する場合は、その内容をしっかりチェックしておくことが大切です。保証年数や定期点検などにも目を通し、後から話が違う!なんてことにならないよう注意しましょう。
おわりに
リフォームは住まいの工事になるため、もし失敗などがあれば日々の暮らしにとても大きな影響を与えかねません。
上で挙げたチェックポイントをしっかり吟味すれば、良心的な業者を選ぶことはそこまで難しくはありません。大切な家だからこそ、慎重に業者選びを行いましょう。
最終更新日:2016-11-09