おすすめPickUP!
何を買うにしても「より安く買いたい!」と思うのは当然のことですね。そして、それは中古マンションなど大きな買い物であっても例外ではありません。特に、値段の高い不動産などで値引きができれば、リターンもそれだけ大きいものになります。
「でも、不動産の値下げ交渉なんて難しそう・・・」と思いこんでいませんか?確かに少しスケールの大きい話になるので、引っ込み思案になる気持ちもわかりますが、しっかり準備していけば減額してもらうことは十分に可能です。
今回は中古マンションを値引きするにあたって必要な5つの準備をご紹介します。これらの準備を整えて、値下げを勝ち取りましょう!
中古マンションを値引きする方法は実在する
中古マンションも車や家電製品のように値引きしてもらうことは可能です。むしろ、車などと違って、マンションのオーナーが個人である可能性がある分、値引き交渉は容易かもしれません。
しかし、ただ「値引きして!」と伝えても、値段交渉は成功しないでしょう。相手も人ですから、値引きに納得できるだけの根拠が必要です。そして、その根拠は少しの努力でゲットできてしまうこともあります。これから、その根拠になりうる具体的なポイントを5つ紹介していきます。
中古マンションを値下げするときに必要な5つの準備
周辺のマンションの相場を知る
まずは希望するマンション周辺の他マンションの値段を調べてみましょう。実際の相場を知り、その相場よりも希望のマンションの価格が高ければ、そこから値段交渉に入っていくことができます。相場を調べる際には「レインズ」の市況トレンドなどを参考にするとよいでしょう。
売主の状況を知る
ほとんどのオーナーは物件を早く売却したいと考えているものです。そのため、長い期間売りに出されている物件は値引き交渉が成功しやすいです。ぜひ一度チェックしてみましょう。
マンション周辺の調査をしてみる
購入する前に、一度は希望のマンションの周辺を調査しておきましょう。購入してからこんなはずじゃなかった・・・なんてことにならないためにも重要です。
調査の際にパンフレットだけでは気づかなかった、マンションの意外な欠点が見つかるかもしれません。粗探しではありませんが、その欠点を値引き交渉の材料に使える可能性もあります。
仲介業者と仲良くなる
マンションのオーナーと実際に値引き交渉を行うのは、あなたではなく仲介業者です。そのため、仲介業者の営業マンと仲良くなっておけば、値引き交渉の成功率が上がると考えていいでしょう。一つの手段として知っておきましょう。
住宅ローンの事前審査を済ませておくこと
住宅ローンの事前審査を済ませておくと、契約後の手続きもスマートに進みますし、なによりオーナーにこのマンションを買いたい!という気持ちが伝わります。
値引き交渉は駆け引きも重要ですが、同時にぜひ買いたいという熱意も必要です。熱意が伝わればオーナーの心も揺れることでしょう。
中古マンションを値下げしたときにやってはならない注意点
いくら安く買いたい!といってもやらないほうがいいこともあります。例えば、執拗に値下げを迫る、などです。売主もいい値段で売りたいと考えているわけですから、何度も値下げを迫られるのはいい気分ではありません。交渉中に条件のよい他のお客に売ってしまうこともあるかもしれません。
また、契約後にキャンセルするのもよくありません。違約金やペナルティの対象にもなりますし、なにより仲介業者やオーナーに迷惑です。やむを得ない事情なら仕方ありませんが、基本的に契約締結後にはキャンセルはしないようにしましょう。
おわりに
希望のマンションが安く購入できると嬉しいですよね。値引きなんて恥ずかしい、そんなことは思わずに積極的にチャレンジしていきましょう。
ただ、値引き交渉にも最低限のマナーがあります。あなたも売主も仲介業者も、誰もが納得できる条件でマンションを購入できるよう、誠実に交渉を行いましょう。
最終更新日:2016-11-08