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中古マンションなどの不動産を購入するときは、不動産屋を訪れ、希望の条件を伝え、そのうえで売買されている物件を紹介してもらい、納得できたら購入する、という流れが一般的でしょう。
この流れの中で特に重要なポイントはどこだと思いますか?理想通りのマンションを見つけるにあたって、最も重要ともいえるのは実は不動産屋選びなのです。
多くの人は不動産の物件情報に精通しているわけではありません。あのマンションはいくらで売りに出されているか、不動産の売買はどうやって行うのか、具体的にこれらを知っている人は極少数でしょう。
したがって、良心的な不動産屋に相談し、こちらの要望を正しくくみ取ってもらい、それに合致する物件を提案してもらうことが大切なのです。
しかし、中には悪質な不動産屋も存在します。悪徳業者に依頼してしまうと、マンション選びが大失敗におわりかねません。そこで、この記事では悪質な不動産屋を見抜くためのポイントを4個、ご紹介します。
悪質な不動産仲介業者は存在する
世の中全てが善人ばかりではないように、不動産業界にも悪質な業者は存在します。売りに出されているより良い条件の物件を隠して、不動産屋にとって都合がいい物件を売りつけたり、物件情報を都合よく解釈して、あたかも好条件の物件として紹介したりなど、その手口は様々です。
運悪く悪徳業者に出会ってしまわないためにも、そのような業者を見抜く術を持っておきましょう。
悪質な不動産仲介業者を見分けるためのポイント4個
大手企業だからといって信用し過ぎない
一般的に大手企業はサービスも良く、信頼できると無条件に思い込んでしまいがちですが、決してそんなことはありません。悪質な業者は大手企業にも一定数存在します。
むしろ、多数抱えている顧客の一人に過ぎないということで、対応がおざなりになる可能性すらあります。企業の規模だけで不動産屋を選ぶのは危険です。
応対の際の態度に注目
マンションを購入する際、相談したいことや質問したいことがたくさんあるでしょう。それらに対して、営業マンがどのように応対するのか注目しましょう。
しっかりと質問に答えてくれるか、態度は良いか、そんな当たり前のことができているかどうかも大きなチェックポイントです。とにかく物件を売りつけようとする業者には注意してください。
営業マンの知識を試してみる
不動産屋の営業マンは皆が皆、中古マンション売買に詳しいわけではありません。中には主に賃貸がメインで、売買に関する業務には不慣れな営業マンもいます。しかし、こちらとしては売買に関する経験が豊富な営業マンに担当してもらいたいですよね?そんなときは、営業マンの知識を試してみましょう。
試してみる、といってもそんな大それたことではありません。住宅ローンや融資、税金に関する質問を一通りしてみればいいのです。
実際の売買経験がないと、これらの質問の答えが適当なものになってしまいがちです。少し嫌な人みたいですが、マンション購入の際にとても重要なことばかりなので、どんどん質問してみましょう。
取り扱っている不動産物件の内訳を見てみる
上記の内容と少し被りますが、その不動産屋が扱っている物件情報を確認してみるのも、売買に関する経験が豊富かを見分ける有効な手段です。取り扱っている物件が賃貸ばかりであれば、その不動産屋は賃貸に力を入れていて、売買にはそこまで注力していないと考えられます。
実際にあったトラブル例
あるアンケートによると、物件の賃貸や売買の際の仲介業者を介したトラブルは、全体の利用者のうちおよそ2割にも登るといいます。
具体的なトラブル内容としては、契約当日になって契約書を見てみたら、提示されている金額が前回伝えられたものと違っていた、入居前に修繕の約束をしたのに、いざ入居したらそのままだった、などです。こういった無用なトラブルは良心的な業者を選ぶことで、ほとんどが回避できるものです。
おわりに
理想のマンション選びには、不動産屋の助力は欠かせないものです。お互いに気持ちよく契約し、納得できるマンション購入のためにも、不動産屋選びには妥協しないようにしましょう。
最終更新日:2016-11-08