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2020-04-24

最終更新日:2020-06-04

二世帯住宅は完全分離型がおすすめ!メリット・デメリットもチェックしよう


  • 二世帯住宅の完全分離型とは?
  • 完全分離型にはどれくらいの費用がかかる?
  • 完全分離型のメリットやデメリットは?

この記事では上記のような疑問に答えていきます! 「二世帯住宅をするなら完全分離型がおすすめ!」ということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? しかし、完全分離型がどのようなもので、どんなデメリットがあるのかを知らない人は多いはず。

この記事では、完全分離型とはそもそもどんなものなのかといったことはもちろん、費用やデメリットなどの知っておきたいポイントを解説していきます!

二世帯住宅の完全分離型は家族が尊重しあえるスタイルのこと

完全分離型の知っておきたいポイントは以下の通りです。

  • 完全分離型とは住空間が完全に独立しているスタイルのこと
  • 完全分離型には3,000万円ほどかかる
  • 完全分離型は費用はかかるがプライバシーを尊重できるメリットがある

二世帯住宅は、従来型の完全同居型と水周りや玄関だけは別々にする一部共有型、そして、居住空間を完全にわけてしまう完全分離型の3つがあります。

この中でも、最近注目を集めているのが完全分離型です。費用などを確認していきましょう。

3つすべての二世帯住宅の特徴やメリット・デメリットはこちらの記事で読めます
両親との同居する前によく考えよう!二世帯住宅3タイプのメリット・デメリット | マイホームブック(byスターフォレスト)

完全分離型とは住空間が完全に独立しているスタイルのこと

完全分離型の二世帯住宅とは、それぞれの住空間が完全に独立している住まいのことです。玄関や水回りも別々になっていて、鍵がなくてはお互いの住空間に入ることができませんし、光熱費なども別々に請求されます。

完全分離型の作りには、横割り縦割りの二つがあります。

横割りとは、上下で住空間を分離させる方法で、足腰の弱い親世帯が1階に、子世帯が2階に住みます。親世帯が年を取っても安心して自宅で過ごせるメリットがある一方で、2階に住む子世帯が庭を使えず、洗濯などで苦労するデメリットもあります。

次に、縦割りとは、2棟の住宅でありながら外見からは1棟に見える「二戸一住宅」型の住まいのことです。内壁などを使ってそれぞれの住まいを完全に分離します。親世帯も子世帯も庭を持てるメリットがありますが、親世帯がいずれは2階を使いにくくなるデメリットが存在します。

完全分離型には3,000万円ほどかかる

完全分離型の住まいは、水回りの設備をわけたりデザインを工夫したりしなくてはならないので、同じ大きさの一般住宅の価格の約1.5~2.0倍の費用が必要になってきます。

完全分離型の二世帯住宅を作るには、最低でも「50坪」は必要ですが、この場合の相場は、約3,000万円程度です。

さらに、大家族でもっと坪数が必要ならば、これ以上に金額がかかってきます。

完全分離型は費用はかかるがプライバシーを尊重できるメリットがある

完全分離型は、費用がかなり必要になってくるデメリットがあります。その一方で、お互いのプライバシーや生活スタイルを尊重できるメリットがあります

引退した親世帯と現役の子世帯では生活のリズムがかなり違います! 同居をしていると、生活時間のズレにより、深夜や早朝に窮屈な思いをする可能性が高いのです。親が寝ている時間だと、子世帯はシャワーや会話をするときにかなりの気遣いをしなくてはなりません。

しかし、完全分離型ならば、音や光が相手側に届かないので、自分たちの生活スタイルを維持できます。加えて、居住スペースが完全に区切られているので、お客さんも呼びやすく、互いのプライバシーを尊重することも可能です。

何かあった場合でも、すぐに駆けつけて支えあえる住まいのスタイルでありながら、お互いの暮らしに干渉しないで済むのです!

結局、どのように二世帯同居スタイルを選べば良い?

どのように二世帯同居スタイルを選ぶかは、予算や生活スタイルを意識すると良いでしょう。

予算で選ぶ

二世帯住宅は3種類ありますが、価格相場はそれぞれ大きく異なります。ハウスメーカーごとに価格は異なりますが、一般的な一戸建てと比較すると、以下のような割合で値段が変わってきます。

  • 完全同居型・・・約1.2倍
  • 一部共有型・・・約1.5倍
  • 完全分離型・・・約2.0倍
  • 完全分離型だとかなりの費用がかかってきます! ですので、もしも予算があまり準備できないならば、一部共有型などを選択すべきでしょう。

    生活スタイルや人生設計で選ぶ

    親世帯と子世帯の生活スタイルを意識して選ぶのも大切です。たとえば、子世帯が夜勤を中心とした夜型の生活スタイルで、親世帯と生活リズムが大きく異なるなら分離型を選ぶべきです。また、生活リズムが同じならば完全同居でも良いでしょう。

    また、今後の人生設計も考慮して選ぶのが大切です。たとえば、親世帯が介護が必要になったら施設に入る予定ならば、完全分離型にしておく方が便利といえます! なぜなら、親が出て行ったあとの不要なスペースを賃貸や売りに出したりすることも可能だからです。人生設計や家族のありようを考慮しつつ選ぶようにしましょう。

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    おわりに 費用はかかるけれど二世帯住宅は完全分離型が満足度が高い!

    二世帯住宅は、親子が近くにいる安心感のある住まいのスタイルです。しかし、生活のリズムやスタイルが違うと、ストレスやトラブルの原因にもなってきます。

    その点、完全分離型ならば、お互いの生活を尊重できるので、満足感が高いといえるでしょう。ただし、完全分離型は建築費用が高くなるデメリットもあります。親子でしっかりと話し合って同居のスタイルを選ぶようにしてください。


    最終更新日:2020-06-04

     

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