二世帯住宅は中古マンションがおすすめの理由

• 二世帯マンションって？
• おすすめの理由や魅力とは？
• 注意すべきポイントはある？

この記事では、上記のような疑問を中心に、二世帯マンションの魅力や選び方を徹底解説していきます！

二世帯の同居スタイルというと、戸建てに住む二世帯住宅が一般的でした。しかし、最近では、同じマンションに住む二世帯マンションの人気も高まってきているのです。詳しく確認していきましょう。

中古マンションでも二世帯同居可能！ 二世帯マンションの魅力

二世帯マンションの定義や魅力をまとめると以下の通りです。

• 二世帯マンションとは親子が同じマンションに住むこと
• プライバシーを確保しながら安心して住めるのがおすすめ理由
• 親世帯はマンションに不慣れな可能性があるので注意も必要

二世帯マンションには、これまでの同居とは違ったおすすめポイントもありますが、マンションならではの注意点もあるのです。

二世帯マンションとは親子が同じマンションに住むこと

二世帯マンションとは、親子が同じマンション内で独立して生活を営む同居形式のことです。距離感などから3つの形態にわけることができます。

1つ目は、隣り合った2つの住戸を内部のドアでつないだ形式です。二世帯同居を前提としたマンションに多い形式で、行き来が楽というメリットがあります。

2つ目は、同じマンションの隣接した住戸に住む形式です。内部では繋がっていないので適度な距離を保てるメリットがあります。

3つ目は、同じマンション内で隣接していない住戸に住む形式です。階層などを変えて、それぞれに住むスタイルになります。何かあったときにはすぐに駆け付けられるもののプライバシーを尊重できるメリットがあるのです。

プライバシーを確保しながら安心して住めるのがおすすめ理由

一戸建てに一緒に住む従来型の同居スタイルの場合、互いのプライバシーに干渉してしまう可能性があります。

その点、二世帯マンションならばお互いの居住空間を確保することが可能です。加えて、同じマンションに住んでいれば、ちょっとしたときに声を掛け合いやすいです。親世帯が病気になったときの介護も楽ですし、子世帯側も親に子育てを手伝ってもらえるメリットがあります。食材や車などを共有し、節約することもできます。

親世帯はマンションに不慣れな可能性があるので注意も必要

二世帯マンションには魅力もありますが、田舎などで暮らしている親世帯を呼び寄せる場合は注意が必要といえるのです。

新しい土地で親世帯がうまく人間関係を築けない可能性もあります。さらに、戸建てで暮らしていた親には庭のないマンション暮らしが苦痛になることもあるのです。

ストレスなく親世帯が暮らせるかを話し合っておくことが何よりも大切といえるでしょう。

二世帯住宅の種類やメリット・デメリットはこちらの記事で読めます
二世帯住宅は中古マンションがおすすめの理由 | マイホームブック(byスターフォレスト)

二世帯用の中古マンションの選び方

二世帯用の中古マンションを選ぶときに大切なのは、どのような距離感で同居をするかを意識することです。

将来の介護のことなどを考えて、広めのマンションの1戸を購入するのか、互いのプライバシーを尊重して同じマンションに2戸購入するのか、2戸購入するならば隣り合った部屋にするのか、別々の階層に買うのかといったことをまずは考えて選びましょう。

次に、リフォームのしやすさを意識して選ぶのも大切です。

二世帯用の中古マンションを購入したら、親世帯が年を取っても住みやすくするために、部屋と部屋の段差をなくしたり、浴室などに手すりをつけたりする必要がでてきます。

マンションの構造によっては、リフォームができない場合もあります。ですから、こういったバリアフリー化ができるマンションかといったことを意識すると良いでしょう。

二世帯用の中古マンションのおすすめの広さと間取り

二世帯用の中古マンションを購入するときは、広めのマンションの1戸を購入するよりも、同じマンションに2戸購入するのがおすすめ！

子供世帯が転勤になったり親世帯が施設や病院に入所したときに、片方を賃貸にしたり売却したりして空間を活用できるからです。

広さや間取りの目安としては、親と子の住居を合計し専有面積100㎡以上で、間取りは4LDK以上がおすすめ。

親世帯の部屋＋子世帯の夫婦部屋＋子供部屋2つという計算で4LDKです。

同じマンションに2戸購入するならば、子世帯は3LDK、親世帯は1LDKになるようにしましょう。将来的な家族構成などを考えつつ、中古マンションを選ぶようにしましょう！

おわりに　中古マンションでの二世帯住宅はプライバシーも確保でき安心！

二世帯同居用に中古マンションを購入すれば、お互いのプライバシーを確保しつつ、同居の安心感を得ることができるのでおすすめです！

同居をする際には、同じマンションに2戸購入し4LDK以上の間取りを意識することが大切。

ただし、自分たちの家族構成や、親世帯がマンションで暮らすことに抵抗はないかといったこともきちんと確認しておくようにしましょう。

最終更新日：2020-06-04