おすすめPickUP!
- 平米ってどれくらいの大きさなの?
- 坪ってどれくらいの広さ?
- 何坪=何平米なの?
この記事では、上記のような単位に関する疑問にお答えしていきます!
不動産広告などを見ていると、坪や平米といった単位が出てくるはずです。なんとなくの広さはわかっても、具体的にどれくらいかがわかる人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、坪や平米の広さや換算方法、理想的な広さはどれくらいかを徹底的に解説していきます!
平米と坪とは?
平米と坪のポイントをまとめると以下のようになります。
- 平米とは一辺の長さが1mの正方形の面積
- 坪とは約3.3㎡
- 坪×3.3=平米で計算できる
平米や坪の大きさをしっかりおさえておけば不動産のイメージが掴みやすくなります。詳しく確認していきましょう。
平米とは一辺の長さが1mの正方形の面積
平米は、「㎡」と表示されます。これは国際的に使われている面積の単位です。一辺の長さが1mの正方形の大きさが1㎡となります。
メジャーなどで1mの大きさを確認することで具体的な広さを掴むことができます。
坪とは約3.3㎡
坪とは、日本独自の土地単位のことで、古くは奈良時代から使われていました。1坪の広さは「一人の人間の一日分のお米が収穫できる田んぼの広さ」を意味しています。
大きさとしては約3.3㎡です。
なお日本人には聞き馴染みのある坪ですが、はっきりとした大きさがつかみにくいので、「公正取引協議会」によって不動産の広告で使用してはならないことになっています。
ですので、不動産広告などでは「×坪(〇㎡)」といったように必ず平米の大きさが書きそえられているはずです。
坪×3.3=平米で置き換えできる
建物や土地の広さを表す「坪」や「平米」ですが、以下の簡単な計算で置き換えすることが可能です。
- 坪×3.3=平米
- 平米÷3.3=坪
一坪の広さがだいたい3.3㎡なので、上記の計算式で変換できるのです。もしも、25坪の土地ならば、25×3.3=82.5となり、だいたい82㎡程度の広さになります。
逆に、60㎡の土地ならば、60÷3.3=18.18182となり、だいたい18坪程度の広さになります。
畳に変換すると?
㎡や坪と違って、畳は日常的に目にすることができます。ですので、畳で大きさを示してもらったほうがわかりやすいという人も多いでしょう。
㎡や坪は畳に変換することも可能です。ただ、注意をしておきたいのが地域によって畳の大きさが違うということです。
【エリアごとの一畳の大きさ】
- 関西地方……191㎝×95.5㎝
- 東北、北陸地方……182㎝×91㎝㎝
- 関東地方……176㎝×88㎝
- 団地……170㎝×85㎝
関西地方の方と団地の方では、想像する畳の大きさが違ってくるわけです。
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不動産広告の畳の大きさはすべて同じ
エリアごとに畳の大きさは違います。では、各エリアでは、一畳の示す大きさに違いがあるのかというと、そういうわけではありません! もしも地域ごとに一畳の広さが違うと不公平になってしまうこともあるからです。
不動産広告では畳一畳あたりの広さは「1.62㎡」とするように義務付けられています。
ですので、この基準を参考にすると以下のようにまとめることが可能です。
- 1坪=約2畳
- 1㎡=約0.6畳
この法則に従って、坪と畳と㎡の早見表を作成すると、以下のようになります。
畳 | 坪 | ㎡ |
20 | 10 | 33.06 |
40 | 20 | 66.12 |
60 | 30 | 99.17 |
80 | 40 | 132.23 |
100 | 50 | 165.29 |
120 | 60 | 198.35 |
140 | 70 | 231.41 |
160 | 80 | 264.46 |
180 | 90 | 297.52 |
200 | 100 | 330.58 |
自宅の畳の大きさなどを把握した上で、広さを想像する補助にしてみてくださいね。
人数別のおすすめの広さ
広さの単位を把握できたところで人数別におすすめとなる広さもきちんと把握しておきましょう。実は、国土交通省が部屋決めの際に参考にすべき居住面積というものを決めています。
健康で文化的な住生活を送るために必要不可欠な面積
- 一人暮らし:25㎡
- 二人以上:10㎡×世帯人数+10㎡
豊かな住生活を送るために必要不可欠な面積
- 一人暮らし:55㎡
- 二人以上:25㎡×世帯人数+25㎡
もしも生活スペースは最低限で良いのならば、健康で文化的な住生活を送るために必要不可欠な面積で算出できる広さがおすすめです。
もしもゆとりのある生活をしたいならば、豊かな住生活を送るために必要不可欠な面積で算出される広さの家に住むようにしましょう。
ただし、この数値を使う上で気を付けておきたいのが「将来的な家族の人数」もしっかりと意識することです。今は、夫婦二人でも将来的に子供が二人ほしいならば、世帯人数四人で数値を求めるようにします。
また、住まいの広さというものは、自宅でどのように過ごしたいかによっても異なってくるのです。自分のライフプランやライフスタイルをしっかりと考えて、住まいの広さを決定していきましょう。
おわりに 単位をしっかりと理解して適切な広さの家に住もう
坪と平米がどれくらいの大きさかをきちんと意識できている人は少ないでしょう。
しかし、この数値をきちんと理解していないと、住み始めてから「こんなはずではなかったのに」と後悔する可能性もあります。
1平米は一辺が1mの正方形で、1坪は約3.3㎡ということをしっかりと意識して適切な広さの家に住むようにしましょう。
最終更新日:2020-02-24