おすすめPickUP!
- 一番手・二番手とは?
- 中古マンションは二番手になりやすいの?
- 二番手だと購入できないの?
この記事では、上記のような一番手や二番手に関する疑問にお答えしていきます!
中古マンションを購入するときに、「今なら一番手ですよ」「残念ながら二番手になってしまいました」といったことを耳にすることがあるでしょう。
この一番手や二番手は、どのような意味があるのか、きちんと理解できていない方は多いはず。この記事では、二番手とは何を指していて、二番手でも物件を購入できるのか、などを確認していきます。
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中古マンションの二番手とは?
中古マンションの二番手に関するポイントをまとめると以下の通りです。
- 買付証明書を提出した順番で一番手や二番手は決定する!
- 中古マンションは一般媒介が多いので二番手になりやすい!
- 二番手でも購入可能なこともある!
中古マンションの場合、数分の差で、二番手になってしまうことがあります。そのような場合でも、購入をあきらめる必要はありません。
二番手でも購入可能な場合があるのです。詳しくポイントを確認していきましょう。
買付証明書を提出した順番で一番手や二番手は決定する!
中古マンションを見ていて、「この物件に決めた!」となったら、「買付証明書」と呼ばれる「購入申込書」を売主に提出することになります。
しかし、その物件を検討しているのが、自分一人ではない場合、「30分程前にも買付証明書をいただいてしまっておりまして……順番としては、二番手になります」といわれてしまうことがあるのです。
場合によっては、三番手、四番手になってしまうこともあります。
中古マンションといった不動産は、同じものは一つしかありません! ですから、二番手は購入できない可能性も出てきてしまうのです。
中古マンションは一般媒介が多いので二番手になりやすい!
実は、中古マンションは二番手や三番手になってしまいやすいのです。
中古マンションは「一般媒介」という形式で売りに出ていることが多いです。一般媒介とは、複数の不動産業者に仲介を依頼する媒介形式を意味します。
不動産業者は、他の不動産業者の動きを知ることが難しいです。ですから、一般媒介ならば、他の不動産業者の利用者が「買付証明書」を提出している物件に、案内をしてしまうということも起こりえます。
中古マンションだからこそ、二番手には注意が必要といえるでしょう!
二番手でも購入可能なこともある!
運悪く、二番手になってしまってもあきらめる必要はありません!
実は、「買付証明書」には、法的拘束力がないのです。ですから、売主は一番手の方と絶対に物件の契約をしなくてはならないということはありません。
一番手の人がローンになかなか通らなかったり、過度な値引きをして交渉が決裂したりした場合は、二番手の方が購入することになるのです! ですから、二番手でもあきらめずに交渉すれば、物件を購入できる可能性があります。
逆にいうと、一番手であっても「契約完了」までは二番手に物件を奪われる可能性があるわけです。ですので、一番手であっても油断は禁物といえるでしょう!
二番手でもどうしても購入したい…。交渉するにはどうすればいい?
二番手であったとしても、売主に「一番手の人よりも二番手の人と契約したい!」と思ってもらえれば、中古マンションを購入することが可能です。
交渉のポイントとしては、以下の二つがあります!
- 現金で一括購入が可能と言う
- 値引き交渉は一切しませんと約束する
「現金一括支払」というのは、売手にとってうれしいものです。一括で支払えると言うと、売手の信頼を勝ち得ることができ、一番手を抜かして、契約をすることもできます。
ただし、現金一括支払をするのは難しいケースもあるでしょう。このような場合は、「私は値引きをしません!」と売手にアピールすると良いです。
中古マンションの購入時には、価格交渉をする人がほとんどといえます。そのため、一番手の買手が価格交渉をしている可能性があるのです。
このような場合、安く買われてしまう可能性のある一番手よりも二番手に売ったほうが良いと考えてもらえて、購入できるケースがあります。
二番手にならないように気に入った物件はすぐに買付証明書を出そう!
二番手になってしまっても交渉次第では、気に入った物件を購入できる可能性もあります。ただし、交渉をするためには、現金を一括で用意したり値引きしないことを約束したりしなくてはなりません。
また、一番手が問題のない買い手だった場合、交渉がうまくいかない可能性も十分にあるのです!
二番手にならないように、気に入った物件があれば、すぐに買付証明書を出してしまうのが大切といえます。
おわりに 二番手でも購入をあきらめなくてもいい!
中古マンションは、多くの不動産業者が仲介をしていることがあります。ですから、購入したいと思って買付証明書を出しても、他の不動産業者を利用している買手から買付証明書が出てしまっていることがあるのです。
ただし、運悪く二番手になってしまったとしても絶対に購入不可能ということはありません。現金一括払いや値下げをしないことを約束すると、購入できる可能性があるのです!
二番手でもあきらめずに交渉をしてみましょう!
最終更新日:2020-02-11