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中古マンション・建売を初めて購入する際には、どのようなことを確認しておくといいかよく分からないのではないでしょうか。ここでは、中古マンション・建売を購入する際に確認しておきたいLDKの広さと間取りについてご紹介します。初めて中古マンション・建売を購入する際は、ぜひ参考にしてください。
LDKで最低限必要な広さとは?
LDKでどのくらいの広さが最低限必要なのでしょうか?
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DKとの違いについて
では、DKとLDKはどのような違いがあるのでしょうか?DKとLDKは、単に広さが違うもので、機能的なものではありません。公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会が、次のように具体的にDKとLDKの最低限必要な広さの目安を決めています。
DK | 1部屋の場合は4.5帖、2部屋以上の場合は6帖 |
LDK | 1部屋の場合は8帖、2部屋以上の場合は10帖 |
つまり、1部屋の場合は、4.5帖~8帖が1DK、8帖以上が1LDKになります。
人数別で見る広さの目安
大人2人、子供2人の4人家族の最低限必要な広さについてご紹介します。ここでは、3LDKの場合について考えてみましょう。
4人家族が生活するために最低限必要な広さとしては、24坪程度が目安になります。では、この24坪程度の広さを基準にして、家族が1人増えるとどの程度の広さが必要になるのでしょうか?
家族が1人増えれば、基本的に部屋数も1つ多くなると考えられます。具体的には、4畳の部屋と1畳の収納のトータル5畳が必要になります。さらに、家族が集まれるようにリビングも広くすれば、2帖がプラスされます。部屋が多くなることで廊下などが狭くなるため、さらに1帖程度はプラスする必要があるでしょう。家族が1人増えれば、トータル8帖、つまり4坪程度は最低限必要になります。
このように、最低限必要な広さの目安としては、家族が5人の場合は28坪、6人の場合は32坪必要などという結果になります。
LDKは間取りで使い勝手に差が出る
同じ18帖でのLDKの場合でも、間取りによって使い勝手に差が出ます。ここでは、18帖の同じLDKの2つの間取りについてご紹介します。
直線LDKの対面キッチン
直線状にLDKを並べて対面キッチンにしたものが最も多く使用されているでしょう。8帖のリビング、5帖のダイニング、5帖のキッチンのトータル18畳です。
この場合のメリットは、リビングダイニングがキッチンから見渡せるため、子供がリビングにいても家事が心配なくできることです。また、キッチンが開放的なのにシンク回りがある程度隠れるため、常にキッチンを片付ける必要があるということが魅力です。キッチンの後ろは食器棚で覆われるので、窓を設けることはできません。
直線LDKのアイランドキッチン
直線状にLDKを並べてアイランドキッチンにしたものです。7帖のリビング、4帖のダイニング、7.3帖のキッチンのトータル18.3畳となります。7.3帖のキッチンで広くなるため、対面キッチンの場合と比較してダイニングとリビングが1帖ずつ狭くなっています。
しかし、仕切りが18帖の中にないため、奥行が広く感じるでしょう。この間取りのメリットは、窓を設けられることです。そのため、より広々とした開放的な感じになるでしょう。しかし、キッチン回りが全て見えるため、片付けを常にしておく必要があります。
家具の配置場所でさらに快適に
家具の配置場所についてご紹介です。同じ部屋でも、家具の配置場所によってはさらに快適になります。自分に適したスタイルを探して、家具の配置場所を決めることが大切です。
住宅の中でメインになるリビングダイニングなど、部屋ごとの家具の配置場所のケースについては、ネットなどでもいろいろ紹介されていますし、部屋の大きさや自分自身のライフスタイルに近い家具の配置場所を探して、参考にしましょう。
住宅の中において、最もリビングダイニングはメインになる部屋です。団欒したり、くつろいだり、食事を摂ったりするなど、過ごす時間が長くなり、いろいろな日常を過ごすスペースになります。毎日リビングダイニングで快適に過ごすためには、家具の設置場所を部屋の広さと間取り、ライフスタイルに応じたものにすることが大切でしょう。
おわりに
ここでは、中古マンション・建売を購入する際に確認しておきたいLDKの広さと間取りについてご紹介しました。
4人家族が生活するために最低限必要な3LDKの広さとしては、24坪程度が目安になります。また、同じLDKの場合でも、間取りによって使い勝手に差が出ます。初めて中古マンション・建売を購入する際は、ぜひ参考にしてください。
最終更新日:2019-12-25