おすすめPickUP!
団地というと賃貸で借りる物件というイメージがあるかもしれませんが、団地には売買されている分譲物件もあります。築数十年が経過して老朽化などの問題が見られるものもありますが、さまざまな魅力から団地をマイホームとして購入するケースも増えてきました。
そのなかで特に注目が集まっているのが、「団地リノベーション」。あらかじめリノベーションが施された団地を購入する、あるいは中古の団地を購入して自分でリノベーションを手がけることで、好みの住みやすい家にできるというものです。
大阪にあるDIYモデルルームを参考にしよう!
中古の団地は購入価格が安く、その分の予算でリノベーションを実施すれば、自分や家族が希望するマイホームを実現しやすくなります。そうしたことから人気が高まっているのが、団地リノベーションです。
そうはいっても、具体的にどのように変えられるのかよくわからないということもあるでしょう。そんなときは、モデルルームを参考にしてみることでイメージがわきやすくなります。たとえば、大阪市大正区にあるUR都市機構の団地「千島団地」には、SNSで人気のDIY愛好家が手がけた“DIYモデルルーム”があります。
千鳥団地は2236戸からなる大型の団地ですべて賃貸の物件ですが、築40年余が経過して間取りも和室中心、住民の高齢化が加速する一方空き部屋が増えています。そこで団地を活性化するべく、すべての住戸でDIYを可能にしたのです。
UR都市機構初のDIY団地となった千鳥団地の敷地内には、DIYに関する相談を受け付けるスペース「壁紙屋本舗LAB」が設けられ、団地のコミュニティ拠点としても機能しています。
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無印とコラボしたモデルルームを参考にしよう!
同じく、UR都市機構が手がける団地リノベーション事例としては、無印良品とコラボした「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」というものもあります。
これは、「広い敷地にゆったり建てられた設計」「日当たりや風通しのよさ」「緑や公園の多さ」などの団地のよさをベースに、無印良品のノウハウや商品をかけ合わせて、魅力的な団地住宅をつくっていくという活動です。
団地の構造体や柱、鴨居などは可能な限り残して新しい住まいに活用し、同時に無印良品の豊富な商品ラインアップや住宅に関するノウハウをふんだんに注ぎ込むことで、団地の魅力を引き立てながら新しく便利な住宅に仕上げています。
無印良品の店舗に行くと、シンプルですっきり整えられたインテリアにあこがれることもあるのではないでしょうか。MUJI×URの団地も、和洋どちらのスタイルでも違和感なく、イメージが広がること請け合いです。
たくさん物件を見たい方におすすめのサイト
いろいろな団地のリノベーション物件を見てみたいという方には、Webサイトで事例紹介を閲覧するという方法もあります。
魅力的な物件情報多数!「物件ファン」
株式会社ONDが運営する「物件ファン」(https://bukkenfan.jp/)は、「物件をたしなむ不動産エンターテイメント」を掲げ、数多くの不動産物件を通じて発想やアイデアを共有しながら、家のことを楽しく語っているWebサイトです。
物件ファンでは、不動産サイトに掲載された魅力的な物件や、物件のオーナーから寄せられた物件情報を収集・調査し、独自の視点で編集を加えて紹介しています。団地のリノベーション物件についても数多く紹介されていますので、参考になるでしょう。
リノベーション情報ならここ「リノベりす」
「リノベりす」(https://renoverisu.jp/case/mass_housing/)は、扶桑社が発行しているリノベーション専門誌「リライフプラス」と、SUVACO株式会社が運営するリノベーションのマッチングサービス「SUVACO」とがコラボしたリノベーション情報サイトです。
リノベーションのトレンドやノウハウに関する情報に加えて、リノベーション事例を豊富な写真とともに紹介していますので、物件の事例も含めてリノベーションに関する情報をじっくりチェックするのにも、おすすめです。
おわりに
「懐かしい」「古そう」などのイメージが強い団地ですが、実際の住まいとしてもいろいろなメリットをもつ魅力的な物件の一つです。とはいえ、リノベーションを前提とする団地の購入では特に、どのようなリノベーションを行うかがその後の生活の満足度を左右します。
そこで、団地を購入する前には、実際のモデルルームを訪れたりWebサイトを閲覧したりするなどして、さまざまなリノベーションの事例を見ながらイメージをふくらませ、リノベーションに対する具体的な考えをもっておくのがおすすめです。
最終更新日:2019-12-25