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マンションを売却したいと思っても、わからないことばかりで不安になりますよね。実際、自分の力だけで売却手続きを進めていくのは困難です。
そのため、不動産会社に仲介してもらって手続きを進めていくことになりますが、なんでもかんでも不動産屋に任せるのはお任せしません。知らない間に不利な条件を飲んでしまっていた、なんてことも起こりえるからです。
そこで、今回はマンション売却の流れについてざっとお話しします。まずは全体の流れを知り、その後細かいところを詰めていきましょう。
初めてのマンション売却は不安がいっぱい
不動産の取引では高額なお金が動くということもあり、手続きを不安に感じる人も多いでしょう。とくに不動産関係は専門的な知識も多く必要になり、初めてマンション売却を行う人にとっては全く知らない世界に思えてしまいます。
それでも、とりあえず全体の流れを知っておけば、どんな手続きや準備が必要になるのかが見えてきて、不安感もある程度取り除けるはずです。決して複雑な流れではありませんから、一つずつしっかり把握していきましょう。
不動産を売却するまでの流れ
以下からは不動産売却までの大まかな流れを解説していきます。これら以外にも細かい手続きが必要になりますが、まずは全体像を知っておきましょう。
相場を調べて売却価格の目安を立てる
まずはマンション取引の相場を知り、自分の所有するマンションはいくらくらいで売れるのかの目安を立てましょう。築年数や立地環境、部屋の広さなどがよく似通ったマンションを探し、その取引価格を参考にすると、初心者でも実際の相場に近い目安を立てることができます。
あらかじめ相場を知っておくことで、不当な価格を提示された場合に根拠を持って反論できるようになりますよ。
不動産会社をリストアップする
次に、契約を結びたい不動産会社をいくつかリストアップしていきましょう。ポイントは最初から一つに絞らず、複数の会社を挙げておくことです。
より良い会社を見極めるためにも、選択肢を多めに用意しておくことはとても大切ですよ。
不動産会社に物件の査定依頼をする
リストアップが終わったら、それらの会社に物件の査定を申し込みましょう。提示される価格にはある程度のバラつきがあるはずなので、できれば高額に評価してくれた不動産屋を契約先に選びたいところです。
ただ、査定金額だけでなく、営業担当者の対応や会社の評判なども参考にしつつ、契約先を選ぶことをおすすめします。また、査定に納得がいかない場合は、その金額の根拠をしっかり説明してもらいましょう。
不動産業者と媒介契約を結ぶ
契約したい不動産会社が決まったら、物件を登録してもらうための媒介契約を結びましょう。
媒介契約は大きく分けて3種類あり、それぞれメリット、デメリットが異なるので、前もって調べておきましょうね。
購入希望者と条件を交渉する
売り手と買い手の希望条件は食い違うものです。そんなときは条件を交渉してみましょう。譲れないポイントと、そうでないポイントをあらかじめ決めておくと、スムーズに交渉が進みますよ。
また、交渉と言っても購入希望者と面と向かって話し合うわけではなく、全て不動産会社が仲介してくれますから安心してくださいね。
売買契約を結ぶ
お互いに納得できる条件が整えば、晴れて契約成立です。手付金としてまずは取引価格のいくらかを受けとり、不動産屋に仲介手数料を支払います。
物件の引き渡し
あとは部屋の鍵を渡し、正式に物件の引き渡しを行えば売却手続きはほぼ終了です。抵当権の抹消といった、法律上の手続きもこの段階で行います。
マンション売却のための準備をしておこう
売却手続きがスムーズにいくかどうかは、事前準備にかかっていると言っても過言ではありません。相場のリサーチや不動産会社のリストアップ、売却条件の整理などは前もってやっておきましょう。
また、不動産屋とも綿密に連絡を取り合って、適宜アドバイスを受けながら確実に手続きを進めてくださいね。
おわりに
全体の流れで見ると、そこまで難しくなさそうに感じたのではないでしょうか。もちろん、これら以外にも手続きはありますが、専門家の意見を聞きながら行えば必ずやり遂げられるはずです。
そのためにも、信頼できる不動産会社を選ばなければなりません。不動産会社選びは妥協せずに、納得できる会社を選ぶようにしましょうね。
最終更新日:2020-03-26